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うどんとお酒とバイクとガラクタとーEn-niの blog

うどんの食べ歩きを中心に 日常を発信します

暑っ〜い夏を乗り切るにはこれだ。冷やしうどん!

うどん

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「冷やしうどん」

この、文字に出会って感激したのは25年程前だったでしょうか?

 

 子供の頃の思い出では、お婆ちゃんはとてもうどん作りが上手でした。小学校の頃、家に帰ると婆ちゃんがうどんを作るから、こねたうどんの玉を踏めと手伝わされたものです。でも、その頃の僕は正直、お婆ちゃんは好きでもうどんが好きではありませんでした。

 

 そんな僕が、田舎を離れ名古屋での大学生を始めて3年が過ぎた夏の或る夜明け方、目が覚めて思ったのか、思ったから目が覚めたのかは定かではありませんが、うどんが無性に食べたくなり、朝方の町を徘徊しました。当然開いている店などなく空しく下宿に帰りました。当時名古屋にうどん屋などという店は、あまり存在しておらず、名古屋で麺と言えば「きしめん」か「味噌煮込みうどん」が定番で、讃岐や備中うどんの様なものは、例えお店が開いていたとしても90%の確立で出会う事がなかったでしょう。

 

その夏、田舎に帰ってお婆ちゃんのうどんを食べた時の美味しさは、正に筆舌に尽くしがたい( と 言うか 記憶が薄れているだけ)ものでした。

 お婆ちゃんの、うどんは母がしっかりと継いでくれて、田舎に帰る度に母が作ってくれるうどんが本当に美味しかった。何時だったか年末年始に帰省したおり、母が「何を作ろうかね」と聞いた時、「うどんでいいよ、他のものなら名古屋でも食べれるから」と3食 うどんで過ごした事もありました。

 

 また、仕事を始めて出会った後輩を、正月に田舎へ呼んだ時、我が家の「おもてなし」は、母手作りのうどんで、その後輩が後々まで、「あのうどんは、美味しかったです」と言ってくれています。

 

 「釜揚げうどんを食べてみると、その店の麺の善し悪しがわかるんだ」、かつて僕のお婆ちゃんのうどんに影響され、脱サラをしてうどん屋を始めた伯父さんはそう言っていました。確かに釜揚げは麺の気の味がでるのだろうけど、僕は夏休みに田舎で食べた 冷やしうどんが、一番好きなのです。

 

 暑い夏の日に食べる冷やしうどん。氷が入ったガラス製の器の中でしっかりと身を冷やしたちょっと固めの麺を、たっぷりの生姜と紫蘇の葉が薬味で入っているおつゆで食べるうどんは、最高に美味しかったなぁ。

 

 そんな、冷やしうどんに東京で出会ったのです。

 うどんと言えば「讃岐うどん」しかない、と生意気を思っていましたが、ここ多摩や埼玉、群馬、山梨と地元の美味しいうどんが沢山ある事を知りました。またSNSで出会った友に五島うどんの美味しさも教えて貰えるなど、うどんの幅が少しずつ広がり、休日には、近辺のうどん屋さんを巡ったりもしていました。

 そして感動の出会いが、東京 東村山の野口製麺所での冷やしうどんでした。

 正直、僕には御汁の味がちょっと薄めですが東京で、冷やしうどんを食べる事が出来る、その一事で満足感があるのです。

 

 東京都東村山市野口町4−46ー1

 野口製麺所 でした。